ヘタテニオヤジの独り言 テニスの腕前は大したことなく、娘たちにも歯がたたなくなってしまった悲しきオヤジの独り言です。

チョット前の晩、上の娘（高校２年）とＴＶを観ていた。
ＩＴ企業（？）が舞台のドラマかな？
で、ドラマ終了後、いきなり質問してきた。

「社長って、辞めさせられるん？っていうか、どうやったら社長になれるん？
会社って、どうやったらつくれるん？」てな具合に、矢継ぎ早に訊いてくる。

この歳（高校２年）になって、いまさらではあるが‘そういうこと’にも興味（関心）を持ちだしたようだ。
私の職業柄（自営業）、長くなる話を極力掻い摘んで説明した
普段なら私の話などほとんど聞かないのだが、いつになく真剣に聞いていた。

話は変わるが、私の中学時代、軟式テニス部の同級生が、ある高校の非常勤講師をしていた。
科目は数学！彼曰く、「ある日、授業の途中で‘株’の話になった。
生徒は『なぜ、‘株価’が上がったり下がったりするのかわからない』と訊いてきたのだが、
恥ずかしながら生徒に説明できるほど俺も理解できてない。
だから『授業（数学）に関係のない話はするな』ってごました」とのこと。
その話を聞いた後、大まかなシステムを彼に説明しておいた。

しばらくして、彼が私に嬉しそうに報告してくれた。
以下、その時の彼の言葉、
「お前にこの前‘株’のこと教えてもらったやろ。それでこの前生徒らに
『そういえばお前らこの前、‘株’のことがわからんて言うてたな。今日はその話したろ。』
って言うて説明したんや。勿論、お前からの受け売りやけどな！
そしたら誰ひとり寝る奴はおらんかった。皆、真剣な目して俺の話を聞いとったワ！
あんな充実した授業、初めてやったワ、ありがとうな！」

私、「数学の授業は・・・」
すかさず彼曰く、「かまへん、かまへん、ホンマはこういうことを生徒らに教えたらなあかんねん」
私、「確かにそうかもしれんナ～」　　彼、「また何かあったら頼むワ」
ってオイオイ、数学の授業もチャントしろよ

とりとめのない話でゴメンナサイ
何が言いたいのかと言うと、その時の彼との結論、それは、
《好きこそものの上手なれ》ということ。

先ずはテニスが好きでなければ・・・ネ

以上、今日の独り言でした。