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ヘタテニオヤジの独り言 テニスの腕前は大したことなく、娘たちにも歯がたたなくなってしまった悲しきオヤジの独り言です。

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基本、センス

約20分のウォーキング&ジョギング。
腕立て、腹筋、背筋各15回。
今日はこれだけ。夜風が心地よかったピース

上の娘(高校2年)とTV番組を観た。
番組内容はというと、
大御所歌手に歌唱力があるとされる芸能人が、
カラオケの機械(採点機)で勝負するというもの。

大御所歌手は本来のテクニックで熱唱する。
一方、芸能人側は機械対策上のテクニックを駆使する。
勿論、単に聴いている我々には大御所歌手の歌唱力に
軍配をあげるのだが・・・(当たり前)。

相手は機械、
なかには芸能人側の採点が上回るときがある。
大御所歌手のテクニックが、機械ではエラー扱いになるからだ。

大御所歌手のテクニックは、言い換えれば、
‘わざと、基本からはずれる’こと。
こぶしやビブラート等は機械でも加点されるが、
感情表現や歌唱力の誇張によるテクニックは、
機械が判定するには(今の技術では)苦手なところ。

我々には「ん~ん、さすがプロビックリマーク
と思うところが、機械では音程のズレやブレス(息継ぎ)ミスとなる。

話は変わるが、
どんなスポーツ(スポーツに限らず)でも、基本は大事。
何事も基本から始めなければ、上達は望めない。
これは万人が承知するところ。

テニスに関しては、最初念仏のように、
「ラケットは下から上に振り上げて、
反対側の肩まで持ってくる」を連呼される。
(今はチョット変わりつつあるかな?)

コーチは、そのスウィング用の球出しを繰り返す。
純粋にそしてコーチに忠実なジュニアは、
それを繰り返し、身につけていく。
まさに基本であり、特に間違ったことをしているわけではない。
が、・・・
この状態で、ジュニア同士のラリーをさせる。

となれば、それこそいろんなボールが飛んでくる。
習った(身につけている)打ち方は・・・。
そう、下から上へのワンパターン不満
運動感(勘)の良い子、運動能力の高い子、モノマネが上手な子、
そして(表現は悪いが)いい加減な子達は、
そのいろんなボールに対応する(対応できる)。
人はそれを‘センス’ということがある。

ところが、真面目な子ほど、その全てを一つ習っただけの
(身につけただけの)打ち方で対応し続ける。
前述のとおり、間違ったことをしているわけではない。
基本に忠実に従っている。
だからコーチは何も言わない。
そんなレッスンが何回も続く・・・。

皆さんもお気づきだと思う。
真面目でコーチに忠実な子ほど・・・。
そう、どんなボールもその打ち方でしか打てなくなる。

レベルが上がり、上のクラスへ進級する。
いろんなボールに接する機会が増える。
同時にいろんなボールに適した打ち方(処理の仕方)を
教わるようになるのだが・・・。

真面目でコーチに忠実であった子ほど、
一度身に染みついた打ち方と異なる打ち方を身につけるのに
途方もない努力と時間を要することになる。

基本は大事だが、ある程度の状態(それが基本だと理解できたなら)になれば、
基本から少々逸脱することを(もっと自由に)恐れない方がいいと思う(私の勝手な見解です)。

以上、今日の独り言でした。

投稿者 ヘタテニオヤジ 23:57 | コメント(0) | トラックバック(0)